何故ウォーキングで下半身ダイエットを失敗してしまうのか

名古屋で下半身ダイエットのパーソナルトレーナーをしている佐藤です。

「頑張って歩けばやせますか?」
と思う人はとても多く、確かに継続のしやすさで言えばもっともお手軽な運動の一つです。

ただし、「下半身痩せ」という目的で言うと最適でない場合があります。

ウォーキングで下半身もダイエットができる人は、BMI25以上の場合と私はお伝えしています。

筋肉量はともかく体脂肪が多い場合は、全体的に体脂肪を減らすことが大事になってきます。

こういうケースはライザップ様で結果をコミットしてもらいましょう(笑)

実際、ライザップのような短期集中ダイエットを経験された女性でも、脚は相当細くなったと何人もお聞きしています。

ではどういう人がウォーキングで下半身が痩せないかというと
「大腰(だいよう)筋」
という筋肉が使い慣れていないケースが多々あります。

大腰筋ってどこ?

Psoas_major_muscle08600px-Psoas_major_muscle06
https://commons.wikimedia.org

大腰筋というのは背骨、骨盤、ふとももの骨にへばりついている筋肉です。

ちなみに大腰筋は触れません。
骨盤に収まっている大事な内臓に隠れて直接さわれないのです。

楽に動くことだけを優先すると、どんどん弱くなる

Tensor-fasciae-latae

人間の体はよくできていて、一部の筋肉が働かなくても他の筋肉で補うことができます。

しかし、図らずもそれがスタイルの崩れにもつながってしまいます。

大腰筋が弱ったままでいると、お尻や背中の筋肉が動きにくくなり、代わりにふとももの前と外側がメインエンジンの役割を果たすことになります。

特に運動もしていないのにふとももが太いとしたら、体脂肪が多いだけでなく、筋肉が常にパンパンに張っている状態なのかもしれません。

もも上げをして、ふとももの前だけが疲れるなら要注意!!

簡単なチェック方法としては
「椅子に座ってもも上げ」

をして、ふとももの前だけが疲れるなら大腰筋の筋力がうまく出ていない可能性が高いです。

ただし、もも上げだけをしていれば、脚は細くなるのか?
となるとそれは間違いなので、信頼できるトレーナーさんにトレーニングを習ってみましょう!