「筋肉をつけると太りにくい」と言われる理由

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名古屋の下半身ダイエット特化のパーソナルトレーナー。佐藤です。

職業柄、他のトレーナーさんのダイエット情報にも目を通します。

ダイエットには
「ランニングなどの有酸素運動が良い!」
「いや、筋トレに集中した方が良い!」
「いやいや、体幹トレーニングでしょ!」
と、様々な意見が出回っています。

いったいどれが自分に効果的なの?
と思うでしょう。

私がパーソナルトレーナーを始めた12年ほど前は
「筋トレ+食事コントロール+有酸素運動無し」

が一般的でした。

私もそういった指導はやれますので、
本日はそこを簡潔にまとめますと、

  • 全身まんべんなく鍛える(筋力トレーニング)
  • タンパク質(肉、魚、卵、大豆)の摂る量を増やす 

と、非常にザックリ言うとこの2点に集約されます。

「全身の筋トレの実行とタンパク質を十分に摂る」
と非常にシンプルな一文にできますが、

実際のところ、筋肉をつけるというのは多大な努力を伴います。

繰り返しますが、筋肉をつけるのってかなり大変です。

「筋肉なんて簡単につく」なんてボディビルダーに言ってみてください。
多分本気で怒られます(笑)

しかも筋肉1kgを増やしても基礎代謝は1日13kcal増というデータがあります。

「そんだけ!?」と思うのも無理はありません。

しかし、「1日13kcal増」がバカにできないのです。

その理由は

筋肉が増える過程で、内臓も増えるから

です。

筋肉を増やすためには、タンパク質を十分にとっている必要があります。

タンパク質は筋肉だけでなく
爪、髪の毛、皮膚、内臓など・・・

つまり身体を作る材料です。

そもそも1日で何もしなくても消費するカロリーである
「基礎代謝」
は内臓や脳が1日元気に活動するのに使われるカロリーも含まれています。

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図はhttp://yesdiet.blog3.fc2.com/blog-entry-3.html

解説はhttp://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3486.html?sp

そもそも基礎代謝全体は体重に比例します。

「1日13kcal増」と一緒に
内臓やそれを作る毛細血管などの新陳代謝も増加すると考えられます。

「1日13kcal」が本当はもっと多い可能性があるのです。

「とにかく体重が減れば良い」
という考えが脂肪だけでなく、筋肉や内臓も減らし、
身体の機能を壊す原因にもなりかねません。

これがダイエット指導をする際に
「体重の変化に一喜一憂する必要は無い」
とお伝えする理由です。

昨日食べすぎたからと言って、
増えたものが全て体脂肪と断言できるはずが無いのです。

反対に減らなかったとしても
1日ずつの積み重ねで、
しっかりと体の中身は変化していきます。

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