もうすぐ加圧トレーニングインストラクターになって一ヶ月が経ちます。
継続してくださるお客様はまだこれからですので、ひとまずは単発、短期的に効果があるものを挙げると、
「関節可動域の改善」がほとんどの方に効果がありました。
動きのクセやケガが慢性化したために、筋肉の「使いすぎ」または「使わなさすぎ」で硬くなってしまった筋肉が血流の改善により、望ましい弾力性に近づいたと考えられます。またリンパの流れも筋肉の弾力性に依存するので改善が見込めます。結果として一時的に筋力が向上したり、痛みが消えます。
慢性化するということは悪循環が起こります。
よくある例としては、
腰痛→坐骨神経痛なども進行して運動量が減る→脚の血流が悪くなる→筋力が低下する、または動きにクセがつく→さらに腰痛が悪化して運動量が減る・・
加圧トレーニングは血流の改善によってこの悪循環を断ち切ることができます。
接骨院や整形外科にあるような電気刺激は筋肉を一時的に緩ませるのには有効なのですが、血管そのものに直接は影響を及ぼすものではありません。
またメドマーと呼ばれるような空気圧を利用したマッサージ器なども良いのですが、これも結局は自発的な運動にはかなわないように思います。
僕はこの血流の改善に加えて、動きのクセを正すような日常のストレッチや筋力トレーニングを合わせて指導しています。
やはり対処だけでは根本的な解決にはなりません。結局はお客様に日常的な努力が効果を挙げる絶対条件です。でも最初から無理な注文はしないので、ひとつずつ、やれることを提案していきます。