痛い≠弱い

名古屋加圧トレーニングインストラクター&パーソナルトレーナーの佐藤伸哉です

膝や腰の痛みがあると、その周りの筋肉が弱いと結論をつけてしまう人が多くいます。

ですが、腰痛を例に挙げると、腰痛を訴える人は20~40代の方が多いようです。

「筋肉が弱い=痛い」のなら何故筋力が低い子供は腰痛ではないのでしょうか?

また高齢者の場合でも、「腰痛は昔あったけど今はそれよりも膝痛が気になる」といった場合が多いです。

「運動で改善しよう」となると、腰痛には寝た状態からカラダを起こす腹筋運動だし、膝痛には太もも前の筋肉を強化する運動が勧められます。

このような場合、膝痛は良くなる場合が結構ありますが、腰痛が良くなった例はほとんど見ません。

また膝痛も、単純に筋肉を強化するよりも、足首、膝、股関節の柔軟性を向上させる事でよくなる事の方が多い。

「痛み」というのは、筋肉が弱いことは一つの要素に過ぎず、「カラダの使い方が良くない結果」として引き起こされると考えた方が自然です。

もちろん「痛み」というのが、事故などの突発的な怪我が原因だったりすれば話は別ですよ。

他にも「痛み」の感じ方も、我慢強い人とそうでない人では差が出ますし、長期間同じ場所が痛いと、そこの刺激に過剰に反応してしまうこともよくあります。

僕の指導中にあった例ですが、エアロバイクをこぐと膝が痛いという方に、「ハラに力入れて、腰骨を下に押し込んでペダルをこいでください」と言う風にやってみたら「あれ?痛くない」となった事もあります。

膝への意識を外して、股関節の動きも使うことで各関節の負担を分散させながら、合計の筋力発揮を大きくする・・。膝に対する心理的な負担も減らす結果となったとも言えます。

「カラダの使い方が良くなる」というのはこういうことなんだと思います。