スポーツのパフォーマンス向上のヒント

今日はJATI(日本トレーニング指導者協会)の資格者交流会に参加しました。

そこで興味を引いたのが「筋力トレーニングの活動後状況について」という内容。

大雑把に言うと、ジャンプやダッシュのような一瞬の筋力発揮は必要な運動は、事前に強い刺激で筋活動を行うとその後の大体5~10分間くらいはその記録が向上する可能性がある、というもの(正確には筋力を速く発揮する能力が増加するという研究結果)。

そしてその講義をしてくださった先生に、加圧トレーニングのような低負荷であっても筋放電が著しく増加する運動でも効果はあるか?という質問をしたら「その可能性は大いにある」との事。

高齢の方でも、脚の加圧トレーニングをしたらやたら動きが軽くなる事がほとんどなのですが、このような研究がもっと進めば日常生活の動作や、素早い動作を手に入れるのに加圧トレーニングは有効だと科学的に証明できるかも?と期待してしまいます(筋力発揮に注目した場合に限りますが・・)。

しかも従来の、

筋肥大を狙っての「高負荷でのウェイトトレーニング→成長ホルモンの分泌を狙って加圧トレーニング」という流れが、

筋力を向上させたいアスリートに対しては「加圧トレーニングで刺激を与える→筋力発揮を向上させてウェイトトレーニングを行う→もう一度加圧トレーニングを行って成長ホルモンの分泌や血流の改善を狙う」

などの流れに応用できるのでは?とも考えられます。

正直何でもかんでも「成長ホルモン」と「血流改善」だけで説明をしてしまう加圧トレーナーが多いのですが、運動生理学の観点からも説明ができないとトレーナーという仕事としては不十分でしょう。

加圧トレーニングによってスポーツのパフォーマンスが向上するというのは、単に「筋力=筋量だから」というのではなく、「(加圧トレーニングのような)刺激によって筋力発揮がより効率的になるから」という言い方のほうが正しいと思います。

今日のお話は良かった。筋肉の世界は深いよ~。