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加圧トレーニングのメカニズムについて簡単に解説します

加圧トレーニングはすごく雑に言うと「手足を縛る」というかなり奇抜な方法です。

「効果」のテーマですが、「本当に大丈夫か?」「危険性はないのか?」と初めての人からしたら当然の疑問ですので、簡単なメカニズムの説明とともに答えてみます。

☆ポイント☆ 血流を「止める」のではなく「溜め込む」

加圧トレーニングでは、専用の器具を使って、腕や脚の付け根に適度に圧力をかけます。

すると危険を察知した脳は、どんどん血液を送り込む様に心臓に指令を出します。

つまりベルトを巻いた先に血液がどんどん溜まる状態が出来上がります(これをプーリングと言います)。

血液が出て行かないため、血管そのものが拡張してくれるのですが、すぐに限界が来てしまいます。そうすると行き場を失った血液は、普段使われない毛細血管を通ることになり、血流がさらに溜め込まれます。

そして圧力を外すと拡張しやすくなった血管、毛細血管の拡張によって血流が良くなります。

実際の指導では、圧をかけたり緩めたりしながら行うので、血流の悪化、血栓の発生によって起こる「エコノミー症候群」「むくみ」「下肢静脈瘤」などになる心配はまずありません。

もし圧力をかけたまま30分以上運動を行わせるような指導者がいたら、それは危険人物です。

正しく加圧を理解している指導者であれば、安全に指導が出来るように訓練されていますので安心してください。

また加圧した状態で運動をすると、筋肉のポンプ作用によりさらに血液が送り込まれますし、運動によって発生した乳酸などの代謝物質もまた溜め込まれます。

この「乳酸が溜まった状態」こそが加圧トレーニングの特徴の一つである「成長ホルモン」の発生につながるのですが・・。

安静時の290倍もの成長ホルモンが分泌されます

と言う宣伝文句につながります。

これが加圧トレーニングの「売り」のひとつなのですが、この成長ホルモンで期待される効果としては、

  • 体脂肪の分解を促進する
  • 筋肉の成長を手助けする
  • 皮膚の弾力性の増加

などがあります。

成長ホルモンは脳の下にある下垂体前葉という部分から分泌されます。

そして分泌のサインとなるのが、体に「乳酸」が溜め込まれた状態になることです。

筋肉を動かすことで乳酸は発生します。

筋肉には主に2種類あり、「遅筋」と言う、酸素が必要で、脂肪がエネルギー源となるものと、「速筋」と言う、遅筋ほど酸素を必要とせず、使い続けると乳酸を発生させるものとがあります。

加圧トレーニングは、通常の運動に比べて、極端に筋肉への酸素供給が少ない状態で行うトレーニングです。

酸素供給を必要としない速筋が多く使われるため「乳酸」がどんどん作られ、しかも静脈に圧力があるのでどんどん溜め込まれます。

これが成長ホルモンの分泌を強く促すと言うわけです。

まとめると、加圧トレーニングは筋肉内に乳酸を蓄積させるのに、とても効率の良いトレーニングと言うことができます。

成長ホルモンだけが加圧の全てではありませんが、低負荷・短時間で行える内容としての効果だけでも十分魅力的と言えます。

そしてこの成長ホルモンによって得られる効果が

①ダイエット、シェイプアップ
②筋力アップ
③美肌促進
④血行促進

です。

ダイエット・シェイプアップ

まず僕が「運動で痩せたい」と考える方にお話するのが、

「運動と食事は別で考える方が無難」

ということです。

週に一回加圧トレーニングに来るとしても、毎日ランニングを30分行ったとしてもおそらく消費カロリーとしては一度に300キロカロリー程度です。

運動した分食べてもOKとするには少ないんですね。

この程度は普段食べる間食や、揚げ物の頻度、砂糖の使用量を見直すだけで簡単に調整可能なんです。

もちろん気分がスッキリするので、ストレス解消にはなるのですが・・・

疲れたから、運動したから、と食欲の増進につながるケースも多いので、「ジムに通っても痩せない」なんてことになるわけです。

加圧トレーニング後は体脂肪の消費量は上がっているので、それを帳消しにするのはもったいないですよね?

筋力アップについて

加圧トレーニングだと筋肉に効いた感じがすごくするので筋力がつくと思われがちです。

でも運動不足な初心者レベルだったら、とにかく運動をすれば動きやすくなります。

これも筋力アップの一部ですが、全身の筋力が上がるわけではありません。

そして加圧トレーナーが隠しておきたい事実・・・

股関節や肩関節の動きには非常にジャマ!そして体幹に働きかける負荷も少ないのです。

このように、本当の意味での筋力アップをしたいなら、

加圧トレーニング以前に体幹の動きづくりや、正しいスクワットのフォームを身につけて、徐々に負荷を上げていく必要があるのです。

 

体の動かし方を身につけていくことは美脚・美姿勢作りにも必要ですので、加圧トレーニングを始めてみたいと思うならそこまで教えてもらえるようなところで行いましょう。

美肌促進について

女性って毎日鏡で自分のお肌をチェックしますよね?

加圧トレーニングを行うと化粧の乗りが良くなったり、皮膚に弾力が出てきたりします。

これは加圧トレーニングによって「成長ホルモン」が通常より出やすくなっているからです。

もちろん、お肌の調子を整えるたんぱく質、ビタミンCも併せて栄養として摂る必要があります。

この成長ホルモンは筋力トレーニングを行うことで出てくるのですが、女性や初心者だと時間がかかりすぎることが多いんです。

その点、加圧トレーニングであれば10分程度でOKです。

ただし10分程度で済ますには「適正圧」といって、個人個人の状態に合わせたベルトを巻く強さで行う必要があります。

強すぎたら「止血」になってしまいますから大変危険です。

また「肌」は栄養と睡眠と保湿などのお手入れの状態でも大きく変わるので、加圧の効果を高めたいなら繰り返しですが

・たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)をしっかり食べる
・リラックスして寝る
・化粧水や保湿オイルなどを使う

などのことも気をつけないともったいないですね。

「寝不足でお菓子ばかり食べて、お手入れをしない」

という状態ではいくら加圧をしても、筋トレをしても肌に変化は出にくいでしょう。

血行促進について

加圧トレーニングを行うと、血管が広がり末端まで血流がいきわたります。

細胞を作り直すために必要な栄養は、血流に乗って運ばれるので、爪や皮膚の作り直しにも効果があります。

また血管を新しく作り直す一酸化窒素が血管内に発生します。

この効果から、医療の分野では動脈硬化などの心臓病のリハビリとしての研究が進められたりもしました。

それに加えて全身の筋肉を一度にたくさん使う運動かなり効果的です。

日常でのウォーキングを意識的に増やすといいですね。

加圧ベルトをきつく巻くと、股関節と肩関節の動きは制限されますから、加圧トレーニングと、ウォーキング、スクワットなどの運動を平行して行うことがお勧めです。

加圧トレーニングを受けていても、いまいち冷えが改善されないな~となるなら、生活習慣の見直しをしていく必要もあるので、

・たんぱく質(肉・魚・卵・大豆)をしっかり食べる
・ビタミン類(特にB群!)を十分とる

なども気をつけてみましょう!

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