最近腰痛の人を指導する機会が続きました。
腹筋が弱いから
背筋が弱いから
という思い込みで自分の状況をお話しされるのですが、鍛えることよりも脱力の方が有効なことがよくあります。
例えば腰痛で前屈が非常に苦手な場合、下からふくらはぎ~膝裏~お尻~腰~背中と、主に鏡で見えない部分の筋肉が固いのです。
この場合に背筋はON(鍛える)よりもOFF(脱力)が有効です。
もちろんこれの全く逆の場合もありますし、実際は前後だけでなく左右差が影響を与えています。
筋肉は自分から伸びることができないので、緊張が原因で腰痛がある場合はストレッチなどで緊張を取ってあげる必要があります。
僕が指導する時は、1、2種類のストレッチに絞って出来るだけ自分で暇を見つけてやってもらうようにしています。
週に一回でも、成果がでれば意欲が生まれるものです。
こんな単純なことで…ということでも、目的にあったことをするかどうかです。
やはり受け身のマッサージだけでは、成果を出すには遠回りだなと感じます。
お子様連れでも安心です!