こんにちは。パーソナルトレーナーの佐藤伸哉です。
ここ半年の話なのですが、地元愛知県の醸造業について色々調べています。
岡崎の八丁味噌工場は有名です。
きっかけはサイクリングで知多半島に出かけた時に「観光地として色々やってるけど、なんでいまいち有名じゃないのかな・・・？」と疑問に思い、愛知県内の特産品を調べ始めたことでした。
そうすると、愛知県は味噌・酢・みりん・醤油・塩・日本酒などの醸造業がとても盛んな地域だということを36歳を過ぎた今頃になって知りました。同時に全国的に人気な商品もあると知り嬉しかったですね～。
ちなみに先週日曜に行ってきたのは碧南市。
どちらも碧南にある九重みりんと相生ユニビオの駅看板
もちろん、食事に関わることですから、当店のメインサービスであるパーソナルトレーニングにも繋がることもたくさんあります。
痩せ上手は調味料選びが上手
下半身ダイエットの効果をさらに高めたいなら、余計な贅肉を減らすのはとても有効。
そうなると食生活についても話が出てくるわけですが、ちゃんとした調味料を選ぶ習慣がつくと
- 余計なカロリーのカット
- 同じ食材でも味の変化で飽きが来ない
- 美味しくなるので自炊の腕が上がる（気がする）
と言った、嬉しいことがたくさんあります。
スーパーで売ってる安売りの調味料は太りやすいのですが、それにはちゃんと理由があります。
血糖値を上げやすい液状の砂糖と脂肪を溜めこみやすい植物性油を使っていることが多いのが主な理由です。
植物性油が太りやすいのは分かりやすいと思います。動物性でも植物性でも1グラムあたり9kcalと言うのは変わりませんからいずれにせよ摂り過ぎは太ります。
サラダドレッシングやマヨネーズなどの調味料を選ぶ際は栄養成分表示をよく見て脂質の量をチェックするクセをつけたいですね。
続いて糖分で太る理由については説明しますと、血糖値が高い状態が続くとインスリンと言うホルモンの影響で体脂肪が増えてしまいます。
例にあげるなら「みりん」と「みりん風調味料」は全く別物。
原材料 規定なし
となっています。
「みりん」は本来お酒です。酒税が上乗せされるためどうしても価格は高くなります。
アルコールがしっかり入っているので温めてアルコールを飛ばさないと酔います。そして甘いのですがもち米由来の糖分とアミノ酸が多く旨味を感じやすいのです。
対してみりん風調味料は原材料はなんでも良い為、砂糖が入ります。
砂糖そのものを悪く言うつもりはないのですが、砂糖は正式にはショ糖と言い、ショ糖は体内で代謝されるとブドウ糖と果糖それぞれ1:1に分解されることが問題です。
ブドウ糖は摂り過ぎなければ問題ないのですが、果糖は少量でも中性脂肪に変わりやすいという特徴があるので摂り過ぎ注意です。
砂糖を多く含むジュースやスタバの何とかフラペーチーノばかり飲んでいると太りやすくなるのもうなずけます。
ただし、本みりんもみりん風調味料も使い過ぎれば太ります。ただし実際に使ってみると本みりんの方が少量で済むので太るリスクは減ると言えます。
ちょっと冷静に・・・
安い調味料の話題を以前FBで見たことがあるのですが「消費者の健康を無視した商業主義」だと言う意見が必ず出てくるので、なんで「本みりん」と違う「みりん風調味料」が生まれたかをお話しします。
最大の理由は本みりんがお酒だったから。
みりんは酒類だったため、昔のスーパーや商店では酒類免許がなく販売ができませんでした。そこで、アルコールをほとんど含まない（1%以下）、本みりんに近づけたみりん風調味料が出てきたというわけです。
料理は毎日のことなので値段も大事ですし、必要以上に批判的な感情を持つことは精神的にも健康ではありません。実態を知った上で最適な選択をしていけば良いでしょう。
健康的に痩せていく為にも、上手な調味料選びを意識してみてくださいね。
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