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痩せたい!と一念発起するきっかけは、健康診断で一年ぶりに計った体重は想像を超えていた時、あるいは久しぶりに履いたズボンやジャケットが窮屈に感じた時かもしれません。
では体重だけを落とせば良いのかと言うと、そんなことはありません。
大切なのはなりたい体型を目指して体脂肪率を意識することです。
例えば当店のクライアントの外見の変化。
ご覧いただけると分かりますが、お腹周りはスリムになり、ヒップアップも出来ている様に見えます。
では体重はどれくらい減ったのか?
実は体重そのものは0.3kgしか変わっていません。ペットボトルの水を飲めば戻るような数字上の変化です。
ですが体脂肪計を使ってみると中身の変化を知ることができます(体脂肪計の信頼度は本記事の論点には入れません)。
5月19日は
・体重 45.6kg
・体脂肪率 24.3%
・体脂肪量 11.1kg
・除脂肪体重 34.5kg
8月6日は
・体重45.3kg
・体脂肪率 22.9%
・体脂肪量 10.4kg
・除脂肪体重 34.9kg
体脂肪率が-1.4%で、体脂肪量が-0.7kgであることが重要です。体重から体脂肪の重さを差し引いた「除脂肪体重」が+0.5kgなので筋トレとたんぱく質を増やした生活習慣で「筋肉と内臓の重さが増えた」と判断できます。
体脂肪計の多く何故か体脂肪の量を表示しないことが多いので、体重×体脂肪率(%)で計算しましょう。
脂肪が筋肉に変わることはメダカの卵からニワトリが生まれるくらいあり得ないのですが、「全身の筋肉に刺激を与える筋力トレーニング」と「高い密度の糖質と脂質を避けたんぱく質量を増やした食習慣」を続けていけば筋肉をつけて体脂肪を減らす結果につながります。
「高い密度の糖質と脂質を避ける」と言うのは具体的には糖分たっぷりの飲み物や油で固めたスナック菓子などを控えるということです。
数字はともかく見た目を変えたいと言う要望がある場合、身長から言って体重はそれほど多くないものです。体脂肪計を活用できるのであれば是非体脂肪の量の変化に目を向けてみてください。
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