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老化予防には”強度”が重要!

今日は、会社のお仕事で、平均年齢70歳の方々総勢17名と、約7キロ、時間にして2時間のウォーキングにいてきました。

会社は名古屋市でも自然の残る天白区と緑区の境にあります。

地下鉄の駅から5分歩くだけで山道にいけるのは野並駅ぐらいじゃないでしょうか。

参加された方たちは、筋力トレーニングと有酸素運動を週に1~3回ほど行い、期間にして半年以上実行している方たちです。

いかに普段から体を動かすことが、長く健康に生きるのには大切かと感じさせていただけます。

僕が普段から教室で言うことに、「ほどほどより少し頑張ってください」という言葉があります。

これは、筋力トレーニングにしても、有酸素運動にしても、日常生活以下の刺激では効果が頭打ちになることが分かっているからです。

例えば同じ「10分歩く」でも、坂道を含めて10分歩くのか、早足で10分歩くのかで全く運動の質は変わります。

また、よくメタボ対策には一日10000歩以上なんて言いますが、10000歩に30分かかる人と、20分で達成する人では息の上がり方も全く違うはずです。

どれぐらいきつい運動かと言うのを「強度」という言葉で運動生理学では表現します。

日常生活以上の運動(強度)といっても難しく考える必要もないし、怖いと考えることもありません。

・いつもより大きく手足を動かす

・いつもより長く歩き続ける

・いつもより早く歩いてみる

・いつもより重たいものを持ってみる

こんな程度で本当は十分なんです。

でも全員が確実に出来るということもないです。

なぜなら「やり方がわからない」または「体が忘れてしまっている」からです。

教室ではマンツーマンでの指導ではないので、グループレッスンの中ですこしづつ声をかけながら、刷り込むようにしています。

ずっとジムでエアロバイクやランニングマシンを30分以上やっているのに痩せない、となると強度に問題有かもしれません。

もちろんパーソナルトレーニングであれば、その場でトレーナーが運動強度を調整するのでもっと効果は確実に出せるでしょう。

ほどほどより少しの頑張りが、元気に生きていくには必要だな、と感じた日でした。