痩せたければ酢の活用は外せない!健康的なダイエットに活かすには??

こんにちは。名古屋栄の美脚・下半身ダイエット専門パーソナルトレーナーの佐藤伸哉です。
 
調味料がの多くが愛知県でも作られていると言う、観光のおまけで好きになったところから徐々に深いところまで知識や情報を深めています。
 
愛知県半田市に本社を置く「ミツカン」などが有名ですね。
 
 
もちろんミツカンミュージアムに見学に行きました。夏なので暑かったですね~。
 
酢にも色々あって職員の方も知識豊富でした。
 

そもそも「酢」って何?

ひと言で言うと「酢はお酒を酢酸発酵させたもの」です。
例えば酢の一種であるワインビネガーはワインが酢酸発酵したものと言うことです。
 
空気中にある酢酸菌がアルコールについて、それが発行すると酸っぱい酢ができあがります。
もうちょっと突っ込むと糖分がアルコール発酵したものがさらに酢酸菌によって発酵されたもの。
 
なので糖分を含む「穀物酢」「米酢」もあれば果物の糖分で作られる「りんご酢」もありますしちょっと変わったところでは「柿酢」なんて言うのもあったりします。
 
 

酢の役目

酢の調味料としての役目は
  • 味付けのため:  酸味をつける、塩味をまろやかにする
  • 加工のため: 野菜のあくとり、殺菌、魚や肉の臭みを取り除く、たんぱく質を固める、保存性を高める
  • 見た目を変える:  変色を防ぐ、漂白作用、素材の色を鮮やかにする
と言う目的で使われます。
 
身近なところでは寿司のシャリにも酢が使われていますね。
砂糖と酢のおかげで米をそのままにしたものよりも、シャリの方が乾燥しにくく見た目もあまり変わりません。
 

酢と健康、インスリンとの関係

ではそんな「酢」ですが昔から美と健康に良いとしてエジプトのクレオパトラが真珠を酢に溶かして飲んでいたという伝説があるほど。
 
酢には10年を越えるような長期的な研究が今のところありませんが、小さじ2杯分ほどで肥満の原因になるインスリンが効きやすくなる効果が確認されています。
 
インスリンの食後血糖値は、対照被験者では酢によって有意に減少し、グルコースおよびインスリンの両方での食後血糖値は、インスリン抵抗性の被験者で有意に減少した(図1)。これらのデータは、酢がインスリン抵抗性のあるおいて食後のインスリン感受性を有意に改善し得ることを示している。
専門的な言葉が出てきたので説明しておくと、
 
インスリンとは血液中の糖分である血糖値が上昇した時に元の血糖値に戻すためのホルモンです。膵臓で作られます。
 
「インスリン抵抗性」とはインスリンの効きにくさを言うことで、
 
「インスリン感受性」はインスリンの効きやすさを言います。
 
そして血糖値が常に高い状態が糖尿病です。
 
糖尿病が酷くなっていくと毛細血管が炎症を起こして壊れてしまうので、大きな血管の通っていない手足の指先や、眼球に栄養が届かず手足が腐ってしまったり失明したりします。
 
 
内臓でも血管の塊と言ってもいい「腎臓」も糖尿病によるダメージを受けやすいです。
腎臓が壊れるということは尿に含まれる毒素が体の外に出すことが出来なくなるので
 
「糖尿病→腎不全→人工透析」と言う是非とも避けて通りたいシナリオも実在しています。
 

ダイエット、体脂肪減と酢酸

ダイエット効果と言う面でもインスリンはとても重要なホルモンで、インスリンが出ると体脂肪が作られるのです。
 

インスリンのおもな働きは以下の通りです。

  • 全身のほぼすべての臓器の細胞にブドウ糖(エネルギー源)を運ぶ
  • 筋肉と肝臓にブドウ糖からグリコーゲン(ブドウ糖を溜められる形にしたもの)が作られるようにする。
  • 貯められているグリコーゲンが分解されないようにする
  • 脂肪組織で脂肪が合成されやすくし、脂肪の分解を抑える。
 
ただインスリンは完全な悪者と言うわけではなく、筋肉や内臓、髪の毛や皮膚の再生産にも有効に働きます。
つまり「出過ぎがダメ」なのであって絶対的な悪者ではないので変な煽りに騙されないように気をつけてください。
 
 

実際の酢の選び方

ではどんな酢を選べば良いか?となりますが・・・。
 
実は製法、商品、原材料によってこのインスリン感受性の改善効果が変わるかと言うと微妙なところです。
 
と言うのもこの研究の核になるのは酢の効果と言うより、酢に含まれている「酢酸」だからです。
 
僕も毎日酢の物を食べているわけではありませんから、肉や魚料理の味のバリエーションとして酢を入れていく感じです。
 
最近買ったのは岐阜県の内堀醸造さんで作られている黒酢。優しい酸味が肉料理を食べやすくしてくれます。
 
 
ダイエットや筋トレ後に鶏むね肉が良いからといって、毎回塩コショウだけとかさすがに辛いし飽きるでしょう(笑)
 
酢酸がインスリンの効きやすさを正常化させると考えてもらえれば料理の目的や好みで酢を選んでもらえればOK。
 
酢はそのままだと酸味がきついこともあるので、砂糖や塩を入れて食べやすい味にすると良いですね。
体脂肪の減少を意識するなら塩で調整する方が良いでしょう。
 
我が家では酢を使った鳥の照り焼きの「さっぱり煮」を時々お願いしています。
餃子なんかにもいいですね。
 
ダイエットや健康を手に入れる為には、続けられることが大切です。
 
高い食材ばかりでは財布にも厳しいでしょう。
 
その点、良い調味料なら一度で全部使うこともないでしょうし味に変化が出せるので使う量は少なく済みます。

調味料ってスーパーで並んでいるものから有名なメーカーか、値段が低いものを「何となく」選んでいることが多いものです。

一人暮らしの時の僕もそうでした。

でもこうやって単調になりがちな毎日の食事も、知らない世界を見ると毎日が楽しくなります。

胃を膨らませるだけでは本当の満足は得られません。

味が豊かだからこそ、食事に満足できて余計な間食も自然と控えられます。

また「何となく」ではなく、自分なりの選ぶ基準をもって買うものを選択していることが自信につながると思います。

 

美味しく食べて、自分だけでなく家族全員で健康的になる方法もパーソナルトレーニングでは教えています。

興味がある方はお気軽に体験のことなどご質問くださいね。

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