【悲報】脂肪は筋肉に変わりません

こんにちは。名古屋栄のパーソナルジム リフィットの佐藤です。

運動不足や加齢ではどうしても体脂肪が増えやすくなります。これは人間というより生き物として必然のことで使わない筋肉はエネルギーを喰うだけ無駄と判断されて小さくなり、体温を生み出す筋肉が少なくなれば体脂肪を増やして保温性を増す必要が出てくるからです。

なので「年取って太ったわ~」は実感としても実態としても間違いはありません。

しかし勘違いされやすいこととして

「筋肉が脂肪に変わった」です。ケチはつけたくないのですが本当に筋肉が脂肪に変わるならその逆も可能になってしまうので解説していきましょう。

そもそも筋肉細胞と脂肪細胞は別物

人間の体は37兆2000億個と言う研究発表が2013年にあります。余談ですが過去流行った60兆個説は適当に数えた数字らしいので忘れましょう(笑)

引用論文:https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.3109/03014460.2013.807878

筋肉細胞は正確には筋細胞と言い、特に体の筋肉は核がたくさん集まった多核細胞。心臓と内臓の筋肉は核が一つしかない単核細胞の集合体です。
そして脂肪細胞は単核細胞に脂肪の液がつまったものです。

全部上げるとキリがないので「役割によって核の数も違えば構造も違う」くらいな感じで覚えておいてください。

核の数や構造も違いますが、さらに違うのが材質です。

筋肉は例えるならゴムで、伸び縮みを一生繰り返しても壊れてはいけないので材料としての栄養はタンパク質が必要。

対して脂肪は液状のクッションみたいなもので、カロリーをとり過ぎれば大きくなるし、少なければ小さくなります。で、材料としての栄養は油や余った糖分が必要。

こんな感じで構造も材料も違うので、放っておくだけで違うものに変化するなんてことは有り得ないわけです。

プロテインを飲んでも筋肉はつかない

じゃあ材料を取ればいいのか!とたんぱく質がたくさん入ったプロテインとかを買ってのんでも筋肉はつきません。

何故なら筋肉は刺激を与えることでしか強くなろうとしてくれないからです。

たんぱく質自体は人間の体にとって良いものなのですが筋肉を強くする、大きくするなら何らかの運動は外せません。

つまり、食べずに痩せるだけだと脂肪は落ちるけど、筋肉は良くてそのまま、悪ければ減る。やつれて老化するのと大差ないと言う残念な事実だったりします。

基本的にトレーニングの時間が取れない人なら、筋肉を大きくするために特化した筋トレが推奨されますね。

当店でも週一回の来店以外筋トレをしない人が多いので、貴重な時間はできるだけ筋トレに回していきたいのが本音です。ガンガン動け!!(笑)

ただし猫背改善、姿勢改善が目的なら整体とストレッチで動きやすくなってもらった方が効果が最大化されますから、時間配分や内容を決めることはトレーナーの役目でもあります。

筋トレを無理なく継続しつつ、体脂肪をつけないような食生活も続けていくと言う地味なことこそが大切なのです。

通いやすいデイタイムプランの提供も始めました。

この機会に是非体験しに来てくださいね!

名古屋では当店だけの「子連れでもOKの猫背・姿勢改善・下半身痩せパーソナルトレーニング」