こんにちは。佐藤伸哉です。
当店の糖質制限食についての考えをお話ししようと思います。
結論から言うと
「長期的に続けることは難しいので最初からやらない」
です。
ただ、科学的に体に悪いからとか、健康に影響があるとかそう言う見方は専門家の間でも意見が対立していますから賛成・反対の立場はもはや宗教の選択と言っても良いと思っています。
食べるものの選択肢が少なくて結果的に糖質を摂っていない場合もあるので、これは分けて考えなければなりませんが・・・。
では何故僕が糖質制限に対して反対の立場を取るかと言うと「現代社会では生き辛い食生活」だからです。
そもそも人間が病気や感染症にかからず健康的に生きていくには食べなければいけませんし栄養が必要です。
抵抗力や免疫力など病気にならない、病気から回復していく為には栄養は必要ですがここでは触れません。
体の材料、体を動かすエネルギーと限定するだけでも糖質、脂質、たんぱく質が必要なんですね。糖質を摂らない場合、体にある筋肉や内臓から糖質を作り出していくシステムが人間にはありますが・・・。
ただし、この方法だと脂質やたんぱく質は相当食べないといけないですし、肉・魚・卵・ナッツ類からしか材料やエネルギーを摂れないとも言えます。
今の時代、狩りと釣りと鶏を育てて生活している人って労力もかかるし少数派ではないでしょうか？
対して糖質は貯めておくことが可能で大量生産が可能です。
米や麦、トウモロコシ、ジャガイモは農産物であり、備蓄が可能。全世界で農耕が行なわれている以上、日本だけでも1億人以上いる人間を飢えさせずに生かすには糖質は人類にとって強い味方なのは間違いないでしょう。
また続けやすさは「お金」にも関わってきます。
例えば卵は10個で200円前後、鶏もも肉は100g120円前後ですが、お米は10kgで3000円前後。
栄養の値段で言えば糖質の方がコストはかからないですから、糖質を摂るダイエットの方が続けやすいと判断しています。
嗜好品にしてもスイーツとかビールとかお酒は糖質入りのものも多いですから・・・(笑)
人生を楽しく生きたいなら我慢だけでなく、選択肢を持てることも大事です。
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