食へのこだわりは宝くじと変わらない理由

こんにちは。パーソナルトレーナーの佐藤伸哉です。

トレーナーは運動指導が軸になっていますが、目的達成の為に食生活の改善を促すこともあります。ただし、「○○が体に良い、悪い」なんて言うことはしません。

しいて言うなら腐ったものと汚れたものは食べないでと言うくらいです。

そんなに雑で良いのか?と思われるかもしれませんがそもそも改善したい悩みによって優先順位は変わるのです。

例えば筋肉をつけたいなら単純に運動を頑張る方が成果が出る時期はありますし、運動の習慣が身についたら食生活を徐々に変えていく。みたいな手順の方がストレスが低く抑えられることもあります。

短期集中ダイエットは両方を一気に変えていくのでかかるストレスも大きい。科学的には間違っていないけど続けられるかどうかはわかりません。人間だもの。

食品添加物が体に悪いと言っても、色々で例えば発がん性を疑う場合は正直あてになりません。この手の「発がん性の疑いがある」と言うのは

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動物実験で特定の食品添加物をがんになるまで食べさせる
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と言う実験結果に基づいています。つまりどれくらいの量を食べるかががんになるかならないか、を決めるのであって「食べるか食べないか」の決断を迫るようなものではないのです。

食品添加物は本当に危険なの?大切なのは「量」の検証!

宝くじで一億円欲しいからと言って当たるまで買います?普通はそんなことしませんよね。がんになるまで食べ体を張って証明しても「いくらなんでも食い過ぎでは・・・」とツッコまれます。

BMI25以上の病的な肥満状態でも、反対に筋肉量不足で肩こり、腰痛がある場合でも添加物を気にするよりは糖質・たんぱく質・脂質のバランスを見直すことを優先して筋トレをすれば大ざっぱには改善できます。

もちろん食べ物の製造現場を見てその食品を食べたくなくなるとか、食べると油っこくて体調崩すとか、不味く感じるから食べないとか明確な理由があれば食品添加物を避けると言う考えは正しいでしょう。

ただ世の中には不必要に不安や危険性を煽って金に変えたがる人がいます。厄介なことに煽る人の中には心の底から信じて「そんなのはダメ!」と言ってくるケースもあるので悪人ではなかったりします。

現実的には

「良いも悪いも受け止めて、多少の悪いは健康でカバーする」

が現代社会を生きる我々にとっては最適解の一つではないかと思います。

通いやすいデイタイムプランの提供も始めました。

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