脚を細くしたければ背中を鍛えるべき2つの理由

名古屋栄の下半身ダイエットパーソナルジム リフィットの佐藤です。

脚やせの為には全身の筋力を上げる必要があります。

特に大転子が外に張り出すタイプのお尻だったり、ヒップが下がってもも裏との境い目にメリハリが無いなどを改善したければ、脚だけを集中的に鍛えても根本的な原因が放置されたままになっているからです。

脚から遠い「上半身を鍛えるべき理由」ですが、主に

1:脚にかかる体重の負荷を全身に分散させる
2:肺活量と基礎代謝量を上げて体脂肪を落ちやすくする

の2点にまとめられます。

1:脚にかかる体重の負荷を全身に分散させる

「猫背なんです」
または
「反り腰と整体で言われました」

と上半身にもお悩みを抱えています。まぁ自信をもって「私姿勢は良いんです!」と言える人の方が少ないので当たり前と言えば当たり前ですが・・・。

特に上半身は細いのに下半身がどっしりしたタイプの人に見られますね。

反り腰も猫背も、背骨の柔軟性を上げつつ鍛えていくと改善されやすいですが、実は骨盤以下の下半身にかかる負荷にも影響があります。

超ざっくり言うと上半身の重さを脚だけでなく体幹部でも支えられるようにしていきます。

お客様の事例では横から見ると分かりやすく、前ももに寄り掛かるようにかかっていた上半身の体重が、良好な姿勢になると全身で支えられるようになっています。

これで前ももだけに負担がかかるとか、膝や足首といった関節を捻じれさせる負荷を減らすことができます。

スクワットやヒップアップのトレーニングで、太ももやふくらはぎが疲れてしまう人にも似たような傾向があるので一見無関係に見える上半身もやっておきたいですね。

2:肺活量と基礎代謝量を上げて体脂肪を落ちやすくする

上半身には呼吸を行う肺があります。

「脂肪燃焼には有酸素運動」と言うくらいですから呼吸を通じて酸素をたくさん取り込まないと体脂肪は消費されません。

実は肺は周りの筋肉の働きでしか動かせません。つまり背中や胸の筋肉が鈍くなると酸素が体に取り込まれず体脂肪を消費しづらくなると言えます。

脚やせ集中のトレーニングをしたい!と下半身のトレーニングだけをやったとしても、まだまだ他にも改善の余地が残っています。

自己流トレーニングだと見落としがちな改善点が必ず出てくるので、広い視野を持って何をすると良さそうかを考えてみてくださいね!

脚やせの専門家はどこを見ている?

自分のトレーナーとしての専門知識はモデルの指導を経験したトレーナーさんや、怪我に悩むアスリートを見てきた理学療法士さんに直接習いに行って身につけました。今でもその考えを元にパーソナルトレーニングを仕事にしています。

僕なんか足元にも及ばないくらいの知識量なのですが、優れたトレーナーさん、理学療法士さんに共通している考えが

「一部ではなく全身を見ている」

と言うところ。ここだけは徹底して真似しています。

根本的に脚の歪みを改善したいとあれば、ベンチプレスみたいな上半身の筋トレだってやってもらいます。

肩甲骨の動きを広げるだけでなく、背中の筋肉を意識して上にバーベルを押し上げることで、良い姿勢を維持するための筋力も上がります。

ちなみにですが、インスタグラムなどを見る限り、体が資本の芸能人やモデルさんは全身バランス良くトレーニングをしていますね。

トレーナー目線で見たら分かるのですが、特に背中や肩回りなど上半身のシルエットはトレーニングをやっている人とやっていない人との差が顕著です。

他にも良い姿勢の代表例で言えばバレエダンサーやピラティスとかヨガの先生です。

毎日自分の姿勢や体の感覚と向き合うことが仕事と言うか日常なので結果的に筋力も維持されスタイルが良く見えるのです。

しかし運動経験が無かったり体の知識が不十分だと

「いやいや、私は上半身は細くてそのままでいいから、太い下半身を細くすることに集中して欲しい・・・」

こう一般的には思われがちですね。

ですが現実は上半身のトレーニングもやった方が下半身太りの解消にも効果的なのです。

その理由は「上半身そのものを支える筋力が必要だから」です。

例えば猫背になってしまう理由に体幹(腹筋や背筋)の筋力不足があるのですが、それでも問題なく立っていられますよね。

しかし猫背の場合、太ももやお腹に体重を預ける形で立っている形になるので、無意識の内に筋肉に力が入っています。

つまり猫背でいると「立っているだけで太もも、ふくらはぎがパンパンになる」

と言う間接的ではあるけど毎日下半身太りに影響を与えやすい状況が続くことになります。

このような状況を改善した例がコチラの画像

左→真ん中は体重(体脂肪)の減少で、マイナス5キロ弱での変化
真ん中から右は上半身の強化で猫背を改善した変化

 

もう一つは骨盤の傾きと腹筋の使い方をマスターして、前ももにかかる負担を減らした例です。

この変化は筋肉を意識するトレーニングだけを積み重ねてもまず望めません。

下半身を細くしたければ体脂肪コントロールと上半身、体幹の強化も視野に入れておくと良いですね。

全身はつながっている

一部の異常が全身に影響をもたらすことがあります。

ケガだと分かりやすいのですが、足首を捻挫してかばって歩き続けた結果腰が痛くなるケースを体験したり聞いたりしたこと・・・一度くらいはあると思います。

これと同じで一部の筋肉が弱かったり関節の動きが鈍かったりすると痛みや重さとして感じることもあるし、関節の歪みにつながります。

悩みが脚を細くしたい、ヒップアップしたい、O脚を改善したいとなるとお尻の筋トレや内もものトレーニング、ランニングやウォーキングを頑張ればいいのかな?と多くの人は考えがちです。原因を足に求めてしまいます。

もちろん間違いではないし一定の成果は出ます。そこで満足する人もいるでしょう。

気持ちは分かりますが結局一時的な改善に終わってしまうことが多いです。

根本的に持続的に下半身のお悩みを改善したいなら、部分的なトレーニングのみでは正解の半分にしか届かないと言うのがトレーナーとしての正直な意見です。

であれば

「下半身痩せが出来ない原因が全身の筋力不足にある・・・かも?」

くらいには頭にとどめておいて欲しいのです。

最初の写真で見せたベンチプレスは「背中の形をキープして強い力を出す」為の手段として採用しています。他にも肩甲骨を理想的な位置にキープする為とか呼吸をしやすくするために横隔膜の動きを改善するためとか利点もたくさん得られます。

姿勢の悪さが脚の形に影響を与える理屈については別ブログを参考にしてください。

体幹を鍛えると脚が細くなりやすい理由

 

ダイエットそのもので脚を細くすることと、全身の筋力強化でバランスの良い体を手に入れること。

両方から改善できるのが整体と食事のアドバイスとパーソナルトレーニングを組み合わせるメリットだと思います。

「今まで色々やったけど何をやっても私の脚は細くならないんです・・・」

そう思う人にこそ当店にお越しいただきたいと思います。

お得に足やせトレーニングをはじめたい方のために、体験トレーニングとモニタープランをご用意しています。

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