こんにちは。名古屋栄のパーソナルジム リフィットの佐藤です。
ストレッチ専門店で行うストレッチと、当店で行うストレッチメニューとの違いをお話しします。
1:ストレッチ専門店はあくまで伸ばすorほぐすだけ
科学的な理論を勉強してきたトレーナーであれば「体が柔らかいことは良いこと」と言い切ることはしません。
体が柔らかいと言っても筋肉、関節、皮膚、脂肪と最低でも4種類は「いわゆる柔軟性」の要素があり、この中の「関節」が極端に柔らかいことはメリットもあればデメリットも存在します。
体が硬いメリットってあんまり想像つかないかもしれませんが、例えばバレーボールみたいに着地を繰り返すのであれば足首や腰椎の関節は硬い方が楽だし、マラソンなら長時間体を起こしっぱなしなので背中と太ももの裏側は硬い方が有利だったりします。
こんな感じで関節が動きつつも安定してくれるから、人間は人間らしい動きができます。二本足で立てて歩けるなんてのはその典型で、もし関節が極端に柔らいとジャンプからの着地やランニングで体幹を起こす為のの筋力がより必要になってきます。要は関節が柔らかいと筋肉への労力が増えてしまう分疲れると言うデメリット要素も存在すると言うことです。。
そういう実態もあってスポーツ動作を専門で見ているトレーナーさんは、安定性と柔軟性(動作性)のバランスを取ることに非常に気を遣っています。リハビリ分野を得意としているトレーナーさんもレベルが高い人はそうしているでしょう。
話しをストレッチ専門店に戻しますと、もちろんストレッチを受けると気持ちいいし、肩こりとかは本当に楽になります。しかし一方で「柔らかいは正義」じゃないといけなくなるので肩こりや腰の重さなどを根本的に改善するために筋トレをしましょうとは言えなくなるのです。だって鍛えちゃったら根本的に改善できてお店に来なくなっちゃいますから・・・。
なのでトレーニングも見れるパーソナルトレーニングでは、ストレッチは手段の一つに過ぎないと言う認識です。
2:パーソナルトレーナーにとってストレッチは手段の一つ
ストレッチにどれだけ筋肉を柔らかくする効果が当たっとしても、全体で見れば手段の一つでしかないわけです。
例えば肩こりであれば最終的には肩甲骨を安定させるトレーニングもやらないといけないですし、腰痛の改善であればストレッチでまずは痛みなく動けるようにして全身の筋力を挙げていくプロセスが取られます。当店ではこのプロセスをとることがほとんど。
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お客様の気分や要望によってはストレッチだけをやることもありますが、目的が癒しだけではなく10年後も健康でありたいなどとなれば何らかの運動は必ず必要になってきます。
ですので、ストレッチは手段に過ぎないと言うことを十分に理解しているジムやトレーナーさんに指導をお願いした方が長い目で見れば安心です。
癒されたい気持ちは僕でも十分理解できます。
ストレッチ専門店でやってもらうことに価値を感じるのであれば通えば良いし、怪我や入院で体力の低下を実感しているのであればストレッチのみから少しずつトレーニングを取り入れて欲しいと願っています。
この機会に是非体験しに来てくださいね!
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